裾野市議会は令和4年9月5日に定例会を開催し、多数の議案を議題とした。
出席議員は定足数に達し、日程へと進んだ。初めに、議題として第61号から第63号及び第73号議案が一括で議題に挙げられた。
まず、総務委員会委員長の三富美代子議員が第61号議案についての報告を行う。これは地方公務員法の一部改正に伴う関連条例を整備するものである。
この内容に対しては、職員の定年年齢引上げや役職定年制の導入などが質疑され、全会一致で可決された。
続いて第62号議案では育児休業に関する規定の改正が議論された。これに関して質疑があり、育児休業の取得回数制限や取得要件の緩和が確認され、同様に全会一致で可決された。
次の第63号議案については手数料条例の改正が議題となった。マイナンバーカードの普及促進に向けて手数料の減額が提案され、これもまた全会一致で可決された。
さらに、予算決算委員会の委員長である内藤法子議員が第66号から第72号までの7件の予算に関する議案について報告した。具体的には、合計7件の予算が審査され、それぞれの内容についての質疑が行われる。
多くの予算にとっては特に質疑がなく、すべてが全会一致で可決された。特に令和4年度裾野市一般会計補正予算(第6回)と国民健康保険特別会計補正予算(第1回)の内容が強調された結果となった。
最後に、第73号議案で裾野市の税条例改革が報告された。この議案はヘルシーパーク裾野のグランドオープンに伴う特例措置であり、これも全会一致で可決された。全体を通じて、議論は活発ではあったが、特に反対意見は示されずに、議案はすべてが賛成で承認された。
本日の議会は以上の内容で終了し、今後の議案については次回に向けて準備が進められることとなる。