令和4年第2回裾野市議会臨時会が10月19日に開会した。
この日の主要な議題は議長選挙、副議長選挙、委員会関連の選任、および補正予算の審議であった。議長選挙では、中村純也議員が12票獲得し、議長に当選した。
議長に選出された中村議員は、当選の挨拶の中で議会運営の重要性を強調した。特に「市民の福祉向上に寄与できる政策を立案する努力をしたい」と訴えた。
その後行われた副議長選挙では、井出悟議員が指名推選により副議長に選出され、再選を果たした。井出議員は市の施策に対する広域連携の重要性を挙げ、財政運営においての課題解決に向けた努力を行うと述べた。
次に、常任委員会の委員選任について上下の委員が選ばれ、議会運営委員会に関しても新委員が決定された。各委員の選任後、議会事務局長は各常任委員会の正副委員長を報告し、これらの選任は全て異議なしで終わった。
また、この臨時会では令和4年度一般会計補正予算(第8回)や物品購入契約の締結についての議案も審議され、双方とも原案の通り可決された。特に補正予算には、予防接種の早急な実施のための施策が含まれ、地域住民への支援を意図した内容であった。市長は、この補正予算の実施が「子ども・子育て支援のさらなる充実」を意図していると説明した。
議会は、監査委員の選任についての議案も議題としており、監査委員には佐野利安議員が選ばれ、同意が得られた。全ての議題に関しては、議場で異議がなく、議会はスムーズに審議を進めた。
この臨時会は午後2時33分に閉会した。議会事務局の整理を経て、裾野市の地域運営は今後、選ばれた役職者たちにより推進される見込みとなる。