令和5年9月15日、裾野市議会は定例会を開催し、様々な議案について審議を行った。
出席議員は定足数を満たし、議事の開始が宣言された。
本日の議題には、印鑑条例の改正や各種補正予算案が含まれている。
特に、デジタル社会の推進に関連し、印鑑条例の改正が注目された。
総務委員会の勝又利裕議員は、政府のデジタル化政策に基づく改正の必要性を説明した。
新たにスマートフォンに利用者証明用電子証明書を記録することが可能になる。
これにより、市民はより便利な手続きができると期待されている。
また、質疑応答では、市民がどのように手続きを行うかについての質問が寄せられていた。
当局は、まずマイナンバーカードの電子証明書をスマートフォンに登録する必要があると説明した。
この手続きは、デジタル社会の一環として進められる。
次に、厚生文教委員会の増田祐二議員より、家庭的保育事業に関する基準の改正について報告があった。
質疑は行われなかったが、全会一致で改正が可決された。
この改正は保育環境の向上を目的としている。
続いて、産業建設水道委員会の土屋主久議員は、都市公園設置区域の決定についての報告を行った。
岩波駅周辺整備事業に伴い新公園設置の必要性が指摘されており、これも全会一致で可決された。
また、予算決算委員会の井出悟議員は、裾野市の一般会計補正予算について9つの議案を取り上げた。
特に、後期高齢者医療事業や介護保険の特別会計補正予算についても全会一致で可決されたことが強調された。
市民の福祉向上に向けた取り組みが継続される。
最後に、すべての議案は各常任委員会からの報告に基づき、全会一致で可決され、議会は円滑に運営された。
本日の審議を通じて、裾野市議会は市民サービス向上に寄与する方針を示したといえる。