令和5年5月12日、函南町議会は臨時会を開催しました。重要な議題として、議長、副議長の選挙と監査委員の選任が上程されました。
議長選挙では田口彰一氏が、出席議員の13票の支持を受け当選しました。それを受けて田口氏は、「町のため、町民のために努力したい」と述べ、議会運営への意気込みを示しました。
続く副議長選挙では、杉村清氏が13票を得て当選しました。杉村氏は、「議長をしっかりとサポートし、円滑な議会運営を目指す」と抱負を述べました。
常任委員会の選任も決定し、総務建設委員には三原牧子君や渡辺浩三君など、文教厚生委員には諸星竜也君や山内洋平君らが名を連ねました。委員長や副委員長の職務も無事に決定され、ようやく新体制が整いました。
さらに議案第44号として函南町監査委員の選任が提案され、馬籠正明氏が選任されました。町長の仁科喜世志氏は、「馬籠氏の議員経験が監査業務に生かされる」と期待を寄せました。
令和5年度の一般会計補正予算についても議論が繰り広げられました。この議案では、歳入歳出それぞれに約2億7,600万円が追加され、予算総額が127億5000万円にのぼることになります。町長は、「物価高騰への対策が含まれている」と強調しました。
議会の運営や監視機能、予算など充実した審議が行われました。役員選出や監査委員の同意、予算に関する合意により、函南町議会の組織が新しいステージへと進む各事項が賛成多数で可決されました。