令和3年6月、函南町議会は梅雨時期を迎える中、豪雨災害への対策を重要な議題とした。
台風第19号は町に深刻な影響を及ぼした。この教訓を生かし、現在、国や県、市町の協力を得て、狩野川流域治水協議会が設立された。今後の流域治水計画は、ハード面とソフト面での両面から取り組む必要性が判断されており、地域全体で情報共有をしながら進めることが求められる。
新たな狩野川放水路については、課題とされている事業の計画が検討されているが、流域治水プロジェクトが優先されているため、当面は国土交通省が管理する河道の整備を進めることになっている。