令和4年第2回函南町議会定例会が開かれ、エメラルド区の水道問題についての重要な議論がなされました。福祉的観点からも、今後の方針が求められている状況です。
特に、過去の経緯として、エメラルドタウンの水道施設が伊豆の国市にある管理組合によって運営されていることが強調されました。これは、1974年に設置された後、行政移管がなされていないため、漏水や老朽化の問題が残っています。
管理組合が水道料金を徴収し、伊豆の国市経由で町の会計に納められるものの、実質的には函南町が機能していない状況が続いています。水道事業の移管を要求するエメラルド区住民からの声が高まっていますが、ひとつの案として、移管時の負担について町民の理解を得ることが不可欠です。
エメラルド区の料金が平井地区や上沢団地区と比較しても安く、この背景には加入分担金の経緯や今後の水道料金の設定が絡んでいると指摘されています。一方で、駿豆水道全体として、昨今の自然災害の影響や、利水の多様化により長期的な水源確保のための議論も必要とされております。
これにより、町の課題である水道問題は、エメラルド区の住民にとって生活に直結している重要なテーマとなっており、早急に具体的な対策が求められています。今後の打ち合わせが待たれます。