令和5年5月18日、富士宮市議会では全員協議会が開催された。
この会議では、議長選挙に係る所信表明が主要な議題として取り上げられた。臨時議長として臼井由紀子議員が議事を進行し、21番の諏訪部孝敏議員が立候補の所信を述べた。
諏訪部議員は、新型コロナウイルス感染症がもたらした影響に言及し、感染症対策と経済復興を両立させる必要性を強調した。さらに、「富士山の恵みを活かした元気に輝く国際文化都市」を目指す中で、議員の責任として市民に対して議案の本質を伝える重要性を訴えた。
また、議員としての多様な意見が必要であり、相互に主張を尊重した上で活発な議論を行う必要があると主張した。さらに、12年間の議員経験を生かし、議長という重責を担う意欲を示した。
議会基本条例に従い、中立的かつ公平な運営を約束し、議論を交わしながら市政を進めていく姿勢を述べた。所信表明は、議員各位に支援をお願いする形で締めくくられた。
この日、全ての議題が終了し、臨時議長は閉会を宣言し、会議は約6分で終了した。出席した22名の議員は、次回以降の議論に向けて活発な意見交換を行う必要がある。議長選挙が近づく中、議員間での理解が深まることが期待される。