令和3年9月21日、富士宮市議会は定例会を開催し、議長および副議長の選挙を実施した。
議長選挙では、渡辺佳正議員、近藤千鶴議員がそれぞれ2票を得る中、小松快造議員が14票を獲得し当選した。
この結果により、小松議員は新たに第58代議長としての職務を開始する運びとなった。
小松新議長は就任の挨拶において、新型コロナウイルスに直面する中で、議会と市民の信頼回復に努める旨を強調した。
「不祥事により市民に不信感を与えてしまい、誠に遺憾である」と述べ、議会が進むべき道に対して全力で取り組む意向を示す。
続いて行われた副議長選挙では、若林志津子議員が3票、諏訪部孝敏議員が15票を獲得。
その結果、諏訪部議員が第63代副議長に選出された。
諏訪部副議長は、「両輪がパンクしている」と表現し、行政と議会の連携を重視する姿勢を示した。
また、選挙後には市長からお祝いの言葉があり、それぞれの新しい職責に対する期待が表明された。
市長の須藤秀忠氏は、両議員の就任に際し、市政発展に向けた協力を求め、市民の信頼向上に尽力するよう促した。
議会は今後の運営において、独自の方針を持って進む姿勢を鮮明にした。
最後に、次回の本会議の開催について案内され、休会明けの一般質問への期待も寄せられた。