富士宮市の令和3年度施政方針に関する代表質問が行われた。新型コロナウイルス感染症の影響を受け、市民の安全を確保するための取り組みが強調された。
初めに、遠藤英明議員は新型コロナウイルスワクチン接種に関して、市民の不安を解消するための方策について質問した。市長の須藤秀忠氏は、プロジェクトチームを設置し、正確な情報の発信に努めていると述べた。また、高齢者の送迎には、宮タクを活用する計画も進めているという。
次に、施政方針の中で第5次富士宮市総合計画の後期基本計画が述べられた。今後の施策については、コロナ禍を考慮に入れ、柔軟な運用を図るとのことだ。
また、富士山の恵みを活かした国際文化都市の実現についても触れ、文化や観光の魅力を再確認し、地域振興に繋げる努力が求められた。さらに、市民の幸せを次世代に継承するため、具体的な状態についても議論された。
市政運営の基本姿勢については、ラウンドアバウト周辺の整備が進行中であり、魅力的な内容が模索されている。観光誘客の新たな方法についても多様なアイデアが提案された。
また、ビジネスコネクトふじのみやの取り組みや新たなサテライトオフィスの誘致も話題に上がり、様々な企業の誘致活動が行われていることが紹介された。特に、地域資源の活用や観光振興が重要なポイントに挙げられた。
さらに、高齢者の運転免許返納補助制度の拡充については、具体的な施策が求められた。これにより、高齢者の安全運転を促進し、地域の交通安全を確保することが期待される。
地方創生と財政についても議論が行われ、特に感染症対策や福祉施策の充実が求められた。今後も、地域の人々とともに行動し、支え合う社会の実現へ向けた努力が必要である。