令和4年10月14日に開催された全員協議会では、
「総務文教委員会の政策提言」が中心議題として扱われた。
会議では、出席した全20名の議員が政策提言についての討議を行うことに焦点が当てられた。
総務文教委員会委員長の齋藤和文議員が提言の内容を報告
し、新しい制服選択制の導入が今後の重要な課題であると問題提起した。
提言の内容は3つのポイントにまとめられた。
まず、防寒対策や自転車通学の利便性の向上を図るため、
生徒がスカートとスラックスを選べる制度の導入が求められた。
この選択制の導入に際して、トライアル制度や中古服の活用が考慮されるべきだと強調された。
次に、小学校や中学校と協力し、制服とジェンダーに関する相談体制の整備が必要であるとの意見が出された。
児童や保護者からの悩みを解決するための体制を整える意義が強調された。
それに続き、ジェンダー教育の重要性が挙げられ、
全ての世代において教育を進める必要性が示唆された。
これらの提言は、10月19日の定例会最終日に議論される予定であり、
本会議終了後に市長及び教育長に提言書が提出される見込みである。
質疑応答の時間では、出席議員からの質問はなく、議題は無事に終了した。
今回の提言によって、今後の制服選択制が
genderに関する新たな視点を提供すると期待されている。