富士宮市の令和3年2月定例会で、議第1号から議第12号までの条例制定や補正予算関連の議案が審議され、重要な決定がなされました。
今回の会議では、特に「富士宮市印鑑条例の一部を改正する条例」について議論が行われました。若林志津子議員は意思能力がない者について、その確認方法について質問しました。市民課長の遠藤寿代氏は、印鑑登録の際に本人の意思を確認するため、職員が口頭で直接確認する旨を説明しました。
また、富士宮市の経済変動対策として、経済変動対策貸付資金利子補給基金条例に関する提案がありました。この提案に対しても質疑がなされ、関係者の理解を得て賛成が得られました。
会議では、地域創生基金、廃棄物処理条例、介護保険事業特別会計など多様な議題が扱われ、べ会議では田中翔子氏が市民の意見や要望を代弁しました。特に生活困窮者への支援や新型コロナによる経済への影響についての執行が重視されており、議員は地域住民の生活向上を目的として積極的に発言しました。
議事の中では、飲食業者の応援金についても話題に上り、現行の支援が単一業者に偏ることによる公平性の欠如に対する懸念が表明されました。この件に関しては、業者の現状をしっかりと把握しなければならないと、業者とのコミュニケーションが重視されました。
さらに、山田康平財務部長は、予算の執行過程において、経済回復への促進を意識し、予算実施の適切なコントロールを行っていく姿勢を強調しました。