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高校生議会、市内企業への関心高める提案が相次ぐ

令和3年12月18日、富士宮市で開催された高校生議会で、企業への関心を高める提案やデジタル教育促進などが議論された。
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令和3年12月18日、富士宮市で第15回高校生議会が開催された。議会では、高校生議員たちが様々な議題について意見を述べ、市の政策に対する視点を提供した。特に注目されたのは、市内企業への関心を高める方法やデジタル機器の利用促進、感染防止対策品に関する議題であった。

市内の企業に関する議論では、「学生向け企業ガイドブック」の作成や企業見学ツアーの開催が提案された。深澤亜希議員は、市内企業に関する理解を深めるため、学生たちが地域企業を訪問する回数を増やすべきだと訴えた。この提案に対し、産業振興部長の深谷一彦氏は、そうした活動が地域の活性化につながると回答した。

さらに、若者から高齢者へのデジタル機器の使い方を教える教室の開催も話題に上った。望月弥咲議員は、情報格差を解消し、地域社会の交流を促進するために、街のイベントとしての取り組みを提案した。

また、感染症予防に関連して、望月さくら議員は12歳未満の子供を持つ家庭にマスクや消毒液などの購入支援クーポンの配布を提案。この提案は市民の期待を受け、具体化の可能性が示唆された。これに対し、保健福祉部長の宇佐美巧氏は、既存の支援金と同様に、現金での給付が主流であるとコメントしつつも、マスクの調達が市内で容易であることを説明した。

最後に、鈴木直斗議員からは、交通安全について深刻な問題があることが指摘された。西富士道路付近の渋滞緩和策としてイメージハンプの設置が提案され、都市整備部長の黒川和洋氏は、その実現に向け、国との協議が必要であると述べた。

議会全体を通して、高校生議員たちの活発な意見が相次ぎ、今後の行政における地域課題解決への期待が寄せられている。

議会開催日
議会名令和3年第15回富士宮市高校生議会
議事録
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