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富士宮市議会、感染症対策と消防団の強化を提案

令和3年3月16日、富士宮市議会で新型コロナウイルス感染症対策や消防団の拡充について活発な意見交換が行われた。
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令和3年3月16日に富士宮市議会が開催され、議員たちは新型コロナウイルス感染症対策や地域医療について活発な意見交換を行った。特に、富士市立中央病院で発生したクラスターが、富士宮市の医療にどのような影響を与えたのかが焦点となった。

最初の発言は、渡辺佳正議員によるもので、富士宮市立病院、介護施設、飲食店街でのクラスター防止対策について質問した。彼は、市独自のPCR検査の充実を評価する一方で、国の方針に批判的な見解を示した。彼はまた、富士宮市がゼロコロナを目指すべきだと強調し、市立病院や福祉施設のクラスター対策について具体的な疑問を投げかけた。

続いて、市立病院長の佐藤洋氏が回答。まず、彼はクラスターの発生に至る経緯を説明し、県内での情報共有や感染防止対策について言及した。特に、院内の安全対策として、救急患者の受け入れにあたり、十分な確認手続きを実施し、検査体制を強化していることを報告した。

一方、稲葉晃司議員からは、全体的な富士医療圏から見た影響についての質問が続く。彼は火災現場での消防団の訓練体制についても触れ、特に、消防団員の確保とそれに伴う働きかけの重要性を訴えた。また、ドローン教育のアイディアを提案し、消防団の拡充策としての現実性と必要性を探る姿勢を見せた。

このように、会議では富士宮市における医療体制の問題点と改善策が提起され、市側は当面の施策について前向きな姿勢を示した。報告されたデータや市民の意見を元に、今後どのように施策が進展していくのかが注目されるところだ。

議会開催日
議会名令和3年2月定例会(第1回)
議事録
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