富士宮市議会は、令和2年2月定例会での一般質問において、様々な重要なテーマが取り上げられた。
最初の話題は、富士宮市内の防犯カメラの設置状況についてであり、現在204台のカメラが設置されているものの、さらなる設置が求められている。市民が安心して生活できる環境の整備が急務であるとされ、これからも積極的に推進する方針が示された。
消防団の整備についても重要な議題となっており、高層ビル対応の消防設備や防火服の整備などが課題として取り上げられた。特に、若年層の団員確保が難しく、今後の定年の引き上げについても検討が求められている。
さらに、国道469号沿いの北部地域の交通渋滞についても焦点が当てられた。職住近接区域としての住宅建設が検討されるべきであるとの意見が出され、通勤渋滞の緩和に向けた企業への協力依頼を進める考えが示された。
神田川区における防災対策も重要なテーマであり、高齢者や障がい者の迅速な避難方法についての提案がなされた。市が事前の避難訓練や啓発活動を推進することが求められている。
最後に、富士宮市のスポーツ関連では、東京オリンピック・パラリンピックに向けた取組が紹介された。特に、スペイン空手チームの合宿など、多くの注目が集まっており、それに伴う市の動きや広報活動についても言及された。