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高校生議会で多様な提案、地域課題に取り組む姿勢が評価

富士宮市高校生議会が開催され、17名の高校生から多様な政策提案が行われた。市政との連携強化が期待される内容となっている。
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令和元年12月14日に、第13回富士宮市高校生議会が開催された。

本議会には、市長や市議会議員をはじめ、多くの関係者が出席し、17名の高校生議員が様々なテーマについて市政への提言を行った。

議会では、まず「高校生議会の開催について」として行政参加の意義が強調され、各議員の発言に対して市長、部長等が丁寧に答弁した。例えば、松倉光汰議員が提案した高齢者運転免許証自主返納サポートの充実については、市民部長の赤池英明氏が「現在の支援は十分ではないとの認識を持っている」と述べるとともに、金額見直しの検討を約束。

また、防災対策についても多くの発言があり、横山美桜議員は避難所の清掃、トイレ整備、ソーラー発電による街灯の設置提案をし、危機管理監の佐野俊寿氏も「避難所の整備を進める」と応じた。

さらに、「レンタル電動自転車の提案」に関しては、白川功議員が挙げた意見に対し、須藤市長が市内の観光施設との連携を進める意向を示した。電動自転車は、観光資源の魅力を存分に発揮し、観光動線を広げる上で効果的とされ、高齢者の移動手段の確保としても重要であると認識されている。

各議員からの提案の中で、「SNSを活用した広報活動の推進」が強調され、池ヶ谷咲妃議員は具体的な運用方法を提言した。これに対し、企画部長の篠原晃信氏は、市が取り組むSNS広報について言及し、今後は若い世代の意見を反映させた効果的な情報発信を行う考えを示した。

本議会を通じて、若い世代の視点からの活発な議論が行われ、地域の問題に対して真剣に向き合う姿勢が強く印象づけられた。若者たちの意見は、今後の政策に反映されることが期待される。

議会開催日
議会名令和元年第13回富士宮市高校生議会
議事録
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