令和6年6月18日、富士宮市議会の定例会が開会された。今回の会議では、重要な議題が多く提起された。特に会期の決定や、再審法改正を求める意見書の提出請願が注目を集めている。
日程第2では、会期が16日間であることが決定された。全議員から異議がなく承認された。
次に、日程第3の「再審法改正を求める意見書」の提出が提案された。こちらは、所管の総務文教委員会に付託されることとなった。この意見書は社会的関心が高く、今後の動向が注目される。
続いて、日程第4では静岡県後期高齢者医療広域連合議会議員の選挙が行われ、候補者の中から選出が決定された。今回の選挙では、議員数22名のうち、投票総数は22票であり、有効投票も22票に達したことが報告された。
日程第5及び第6では、損害賠償の額の決定及び和解が報告された。これらは、地方自治法に基づき、人身に係るものを除く10万円未満の賠償についての専決処分である。市長からの専決処分報告書が配付され、承認される見通しである。
許可を得て進められることとなっている日程第7から第9では、昨年度の一般会計及び水道事業や下水道事業会計の予算繰越計算書についての説明が行われた。これに関し、篠原副市長が3件をまとめて説明している。一般会計は、年度内の事業完了を困難にした理由として、国の補正予算などが影響しているという。
また、建設関連の議案が多く提起され、これには富士宮市民文化会館のリニューアル工事契約、富士根交流センター建設、芝川中学校普通教室棟建設工事などが含まれている。