令和5年第3回宜野座村議会定例会が3月22日に開かれた。
議会では、議員の報酬及び費用弁償に関する調査特別委員会の設置が決議された。この決議は、全議員で構成する特別委員会を設立し、報酬や弁償に関する調査を行うものだ。
新里清次議員が提案理由を説明し、議長の当真嗣信氏が質疑を行い、異議なしと認められた後、委員会設置が決定された。新里議員は報酬及び費用弁償について調査する必要性を強調した。
次に、諸般の報告が行われ、議員報酬に関する特別委員会の委員長に新里清次議員、副委員長に平田嗣義議員が互選されたことが報告された。さらに、閉会中の継続調査申出書も議題に上がり、異議なしで承認された。
今回の会議では、調査機関設置の背景として、透明性の向上や適正な報酬の実現を目指す意義が示された。議決に至った経緯として、議長からも意義深い指摘があり、全議員による一体感が感じられた。
新里清次議員は、「この特別委員会の設置により、議員報酬が公正に検討されることを期待します」と述べた。議会としては、今後の調査結果に注目が集まる。また、今回の取り組みは、地方議会の健全性が問われる重要な一歩と捉えられている。