令和6年第3回宜野座村議会定例会が開催され、重要な決議が行われた。
特に注目されたのは、地元産品奨励及び地元企業優先使用に関する決議である。この決議案は、平田嗣義議員から提起され、村商工会が県内需要の創出や経済の活性化を図るための取り組みの一環とされている。平田議員は、この活動がコロナ禍やウクライナ情勢の影響を受けた地域中小企業を支援するものであると強調した。
具体的には、地元企業や産品の優先使用を村議会や区行政機関で推進すること、さらに雇用創出にも寄与すると述べた。また、議会はこの決議を全員賛成で可決した。
次に議題に上がったのは、議員派遣に関する決議である。この決議は、議員の活性化を目的として複数の研修会への派遣を決定した。具体的には、九州地方議会議員研修会に全議員を派遣し、他にも北部市町村議会議員研修会とスポーツ・レク大会にも全議員を派遣する運びとなる。
さらには、町村議会正副議長及び正副委員長研修会への派遣が決定され、全般的に議員の活動を支援することが狙いであると明らかにされた。
これらの決議において、地域経済の支援と議員の専門性向上が同時に進められていることが伺える。議会は円滑に運営され、議長である当真嗣信氏から議案の提出が行われ、質疑応答もスムーズに進行した。