令和6年第3回東村議会臨時会が、3月28日午前10時より開会した。
議長の神谷牧夫氏は、開会の挨拶と共に、会議録署名議員の指名や会期の決定が行われたことを報告した。今回の会期は当日のみの1日間とされ、異議なしで決定されている。
今回の臨時会では、複数の議案が提案された。
村長の當山全伸氏は、議案第18号「指定管理者の指定について」を提案した。これは高江地域活動拠点活性化施設の管理者を指定するもので、指定期間は令和6年4月1日から令和16年3月31日までとされた。さらなる質疑は行われなかったものの、出席者全員一致で可決となった。
次に議題となったのは議案第19号の「令和5年度東村一般会計補正予算(第9号)」であった。総務財政課長の宮田健次氏は、この補正予算に関連する金額を詳細に説明した。歳入歳出ともに2,501万円の減額が見込まれ、これにより歳入歳出予算の総額はそれぞれ37億9,630万円となる見込みだという。議案は全会一致で可決された。
議案第20号「令和5年度東村国民健康保険特別会計補正予算(第6号)」では、保険給付費や納付金等の調整が行われる。福祉保健課長の平田尚樹氏による説明のあと、議案は同様に全員一致で可決された。
次に、議案第21号「令和5年度東村人材育成基金特別会計補正予算(第2号)」も審議された。この議案も減額があり、最終的に131万7,000円に設定された。議案は可決され、同意第1号「教育委員会委員の任命について」も移行され、全会一致で可決された。
本会議は10時50分に閉会し、全ての議事が終了した。偏見なしの討議と採決がなされ、これにより議会の活動が円滑に進行した様子が伺えた。