令和5年9月20日、東村議会定例会が開催された。
この会議では複数の議案や決議が審議され、採決が行われた。
主な議案の中で、令和4年度の一般会計歳入歳出決算認定については、決算審査特別委員長の東江光枝氏が報告を行い、特別委員会の審査結果を基に全会一致で認定された。
その後、議案第37号から第41号にかけての令和5年度の補正予算案についても、予算審査特別委員長の伊佐真次氏が報告した。
この補正予算案も全て原案の通り可決された。
また、議題として挙がった農業委員会の委員任命に関する質疑では、宮城準議員が候補者選定について質問を行った。
農林水産課長の宮城調秀氏は、候補者について団体推薦になったことを説明し、意義について語った。
県産品の優先使用や地元企業の奨励に関する決議にも話題が集まり、これに関して宮城毅議員が趣旨説明を行った。
この決議は、地域の経済を活性化させることを目的としており、全会一致で可決された。
さらに、森林環境譲与税の譲与基準の見直しを求める意見書に関しても討論が行われ、多くの賛同を受けて可決されるなど、議論は盛況であった。
最後に、北部地区における透析診療についての意見書も提出され、特に急性期患者の転院や地域内の透析施設についての要望が述べられた。
これも賛同を集め、可決された。
議長の神谷牧夫氏は、すべての議題が終了したことを宣言し、定例会は閉会した。