令和元年第7回宜野座村議会定例会が開催された。
12月10日から13日までの4日間の日程で進行。初日に村長からの行政報告が行われ、さらに9名の議員による一般質問が実施された。議員たちは様々な課題について言及し、住民の意見や要望を代表した。
特に、議案第57号に関する質疑が注目された。この議案は会計年度任用職員の給与及び費用弁償に関する条例の制定に関するもので、論議が盛り上がった。村の人事政策や財政的な影響について、議員から多くの質問が寄せられた。
また、決議第5号では調査特別委員会の設置が提案され、採決が行われた。この委員会は今後の職員制度の適正化に向けた調査を目的とし、村の行財政改革を進める重要な役割を果たすこと期待されている。
議会は3日目の12月12日、会計や予算に関する議案の審議も行った。この中には、令和元年度宜野座村一般会計補正予算や国民健康保険事業に関する補正予算が含まれており、村民の生活に密接にかかわる内容であることから、各議員が慎重な議論を展開した。
最終日には、さらに多くの補正予算が上程され、特に水道事業や下水道事業に関する項目が話題となった。また、意見書第6号では「首里城の早期再建を求める」内容が提出され、議員たちの賛同を得た。
このように、宜野座村議会は多岐にわたる議題を議論し、次年度に向けた準備が着実に進んでいる様子がうかがえた。