令和元年第5回宜野座村議会定例会が令和元年9月12日に開催され、多数の重要議案が審議された。
議会では、令和元年度宜野座村国民健康保険事業特別会計補正予算が提案され、当真淳村長が説明した。
本予算案は歳入歳出予算の総額を10億円以上にすることが狙いとされ、詳細な内容の説明が行われた。予算増加の要因として、前年の実績に基づく補正が必要とされている。
また、後期高齢者医療特別会計補正予算も同様に提案された。予算の総額が変更されることが確認された。特に、前年実績を元にしたものであるため、適切な運用が多く求められている。
さらに、宜野座村水道事業会計の補正予算も審議の対象となり、費用の永続性が求められる。その背景には、水道料金の適切な設定や、事業の透明性が必要であるとの意見が多かった。
下水道事業についても補正予算の審議があり、議会は安定供給体制の向上を強く訴える発言が多く聞かれた。特に維持管理の重要性が議論され、地域住民への影響の大きさが強調された。
午後からは、宜野座村印鑑条例の改正や漁港管理条例、IT産業等集積拠点の条例改正が続き、これらは消費税増税に伴う必要な改正として位置付けられている。
農業集落排水処理施設の管理条例改正や、固定資産税の課税免除に関する条例についても意義深い法案として討議されたことから、全体的に地域振興策と環境整備との重要性が議論された。
最後に、財産の取得及び物品についても審査が進められ、特に文化センターに関する物品取得の必要性が認識された。このことは、住民へのサービス向上として重要な施策とされ、各議員からも承認が得られる見込みだ。