令和元年第7回宜野座村議会臨時会が開催された。
この会議では、村長による行政報告が行われ、様々な施策の進捗が説明された。
特に、堆肥工場から出る水肥の活用については、平日は農家が利用できるものの、休日は利用できないという制約があるようだ。そこで、休日にも農家が利用できるよう対応策を検討し、貯留槽から自然流下させ、ポンプを使って取り出せる形を目指しているとのことだ。
また、緑化振興についても話がもたれ、村では観光振興と併せて進める方針が示された。
特に、花の村づくり推進協議会では、村全体での花づくりを進める中で、地域住民の参与が重要であることが指摘された。各区が協力し、活動を盛り上げるための工夫が求められている。
高齢者への運転支援装置の補助についても議論された。
この問題は、急発進やペダル踏み間違いによる事故を未然に防ぐために重要であるとされ、既に他自治体では補助が行われている状況を踏まえ、村としても前向きに検討する意向が示された。村長は今後、国や県の動向を観察しつつ、実現に向けた具体的なプランを策定していく考えを述べた。
この会議では、議会の各議員がそれぞれの地域に根ざした問題点を取り上げ、それぞれの視点から多様な意見が交わされた。特に、住民からの要望を丁寧に聞き取り、実際の施策に反映させる姿勢が重要であるとの意見が相次いだ。