令和4年第12回宜野座村議会臨時会が10月20日に開会し、補正予算が可決された。
村長の當眞淳氏は、一般会計補正予算について説明を行い、必要な経費やその背景を述べた。
特に、価格高騰緊急支援給付金に関連する費用の増額について強調され、地域住民への影響を考慮し、93億2万3千円を総額とすることにした。
この中には、価格高騰緊急支援給付金事業に4,500万円を追加、また新型コロナウイルス感染症に対応した福祉支援事業でも数千万円の増額が含まれている。
議案第49号は、一次産業支援に重点を置いた内容で、社会福祉や医療支援の必要性も指摘された。
津嘉山朝政議員は、国の交付金制度の見直しを提案し、支援の透明性を高めることを強調した。
また、議員は新型コロナウイルスに関連した支援事業についても質問し、商品の流通を促す施策が必要であるとの流れが続いた。
さらに、議案第50号では国民健康保険事業特別会計補正予算が議論され、誤記訂正による見直しが行われた。
その中で、誤りに対する謝罪が表明され、予算修正後の内容が承認された。
全体として、今回の会議では地域の経済や生活支援の観点から、補正予算が重要であることが確認され、新型コロナウイルス感染症影響や物価高騰に対する取り組みが求められている。
議決結果は、いずれも異議なしで承認された。