令和4年第13回宜野座村議会臨時会が11月29日に開かれ、様々な議案が審議された。
初めに決定されたのは、会議録署名議員の指名であり、眞栄田絵麻議員と山内昌慶議員が選出された。
さらに、会期が本日の1日間であることが確認された。
一議題目として、宜野座村の職員の給与に関する条例の一部改正が提案された。これは人事院や沖縄県人事委員会の勧告を受けたもので、勤務手当の引き上げが含まれ、議会は原案のとおり可決した。村長の當眞淳氏は「今後も職員の待遇向上に努めていきたい」と強調した。
次に令和4年度一般会計補正予算が取り上げられ、93億804万3,000円に対する補正が審議された。本補正予算の主な内容には、防衛施設周辺整備調整交付金を含む追加予算や人件費の補正がある。議案は全会一致で可決された。
その後、国民健康保険事業特別会計と水道事業会計の補正予算についても審議され、いずれも無事可決となった。
また、宜野座村国際交流村設置及び管理に関する条例が廃止されることが決定された。これは国際交流センターの解体に伴うものであり、村長は「施設が利用されなくなったため、必要性が今は無い」と述べた。
このセンターの解体工事契約が議題に上がり、契約金額は9,020万円で株式会社タマキとの契約が決定された。工期は令和5年6月30日までを予定しており、工事の詳細も了承された。
最後に、体育施設管理用車両の購入についても議論があり、こちらも無事に承認された。教育長は「長期にわたり施設を管理していくためにも、質の高い設備を整えて参ります」と述べ、今後の施設運営への意欲を示した。