令和3年第4回宜野座村議会定例会の中で、主に辺野古新基地建設問題と新型コロナウイルスに対する対策が話題に上った。
特に、津嘉山朝政議員は、県内外での新基地建設に対する恐れや人権問題を採り上げ、政府に対する疑問を提起した。彼は、「僕には分からない」と述べ、沖縄県が持つ独自の歴史や問題について語った。この発言に対して、當眞村長は「基地負担軽減の方向性を模索する」としつつ、現状を注視する必要性を強調した。これにより、村議会は新基地問題に対して多くの声を聞いていることが示された。
次に、津嘉山議員は第5次総合計画についても質問し、特にワクチン接種計画に関連して、宜野座村の対策について尋ねた。當眞村長は、村民の健康を最優先に考え、ワクチン接種が効率的に進められるよう準備を進めていることに言及した。また、接種希望者のアンケートが実施される予定であり、村民からの要望に応える姿勢が見受けられた。
この会議では、堆肥の利用状況についても報告され、補助率が改善されたことで、農家からの利用が大幅に増加したとの報告があった。それに伴い、運営の改善と安定化に向けた取り組みが進められており、村としても引き続きサポートを強化する意向があると説明された。