令和3年第7回宜野座村議会定例会が開催され、一般廃棄物収集運搬業務に関する質疑が行われた。
今回の一般質問では、伊芸朝健議員がこの業務に関して詳細な質問を行い、村長の當眞淳氏が回答した。議員は、委託業務の選定に関する不明点や、過去の業務に係る実績についての説明を求めた。特に、業者選定基準や公募プロポーザル方式の適正性について強調し、過去における契約件数にも言及した。
當眞村長は、業者選定に当たり、経済性よりも業務の確実な履行が重要との視点から選定基準を説明し、昨年度の業務実績の評価などを詳細に報告した。業務の継続的安定性の確保に努めているとの考えも示した。そして、一般廃棄物収集運搬業務については、法律に基づく適正かつ安定した実施が求められるため、随意契約が採用されることを強調した。
次に議論されたのは商工業振興の課題であり、村内の商業者の状況や、村がどの程度地元業者の優先使用に配慮しているのかが問われた。村長は、経営が厳しい中でも商工業者が村の経済に貢献しているとし、今後も自衛的な支援を行っていく考えを示した。
さらに、オープンガーデン2021の取り組みについても話し合われた。今年度は、昨年度の実績を上回る3,000人の来場者があり、パスポートの販売実績も2,552部に達したことが報告された。このイベントは地域の美化だけでなく、観光振興にも寄与しているとの評価がなされた。
村長は、花々を通じた地域の活性化を推進し、庭主の皆さんとともに持続可能な観光地を目指す方針を強調した。その上で、地域住民にも参加を呼びかけ、共に花の村づくりを進める必要性を訴えた。