令和3年第3回宜野座村議会臨時会が開催され、多くの重要議題が討議されました。
本会議では、まず会議録署名議員の指名が行われ、次に会期の決定が決まりました。
主要な議題として、令和2年度一般会計補正予算が発表され、総額106億4,987万1,000円に上る補正が提案されました。
當眞村長は、この補正予算の中では新型コロナウイルス感染症対策事業が含まれており、具体的にはワクチン接種に必要な経費が計上されることを明らかにしました。特に、児童福祉事業や村立保育所に関わる経費の増額についても触れられました。
特定防衛施設周辺整備調整交付金事業基金条例の制定についても議論され、この基金を通じて村民に対する福祉事業や防災対策が充実することが期待されています。議員たちは、この補正予算や条例の意義に対する賛否を議論し、最終的には賛成多数で可決されました。
特に、給食費の無償化を目指す動きについても、村長は予算の配分を見直し、村の将来を担う子供たちのために必要な施策を展開する方針を示しました。
最後に、物品取得や工事請負契約に関する議案が一連の流れで記載され、会議は無事に終了しました。村民生活課長や建設部門の職員が詳細な説明を行い、議員たちからの質疑に的確に対応していました。