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宜野座村第3回定例会、施政方針説明と予算案を可決

令和4年度宜野座村予算案71億7,100万円を可決。施政方針では地域医療と福祉充実が強調される。
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令和4年3月8日、宜野座村議会は第3回定例会を開催した。

議会は会議録署名議員の指名を行い、当真嗣信議員と仲間信之議員を選出した。続いて会期の決定が行われ、会期は本日から3月22日までの15日間と決まる。議長の諸般の報告に続き、村長の行政報告が行われた。

當眞村長は、令和4年度の施政方針として、国際的な課題への対応やデジタル化に向けた取り組みを挙げた。「住民の健康と暮らしを守りつつ、持続可能な村づくりを進めるため、多くの課題に取り組む」と強調した。

令和4年度の予算案は、一般会計71億7,100万円で、昨年度比0.3パーセントの減となっている。特別会計予算も含め、多くの案件が審議され、特に「村民税」や「地方交付税」の変動が大きく影響している。

次に、議案第6号として宜野座村会計年度任用職員の給与改正が提案され、報酬の引き上げが決定した。これは、国による保育士・幼児教育者の処遇改善施策に従い、月額9,000円の引き上げが実施されるものである。

その後、一般会計補正予算が承認され、特別会計予算も順次議決されていった。議案第8号では、国民健康保険事業特別会計補正予算が可決され、一般会計からの繰入金が計上された。

また、特に地域福祉の強化が求められる状況を受け、村内の育児支援や健康増進策も議題に上がった。教育現場への取り組みも強調され、子育て支援策の充実が図られる。

更に、議会は海洋型健康増進施設についての条例改正も行い、その名称の変更が承認された。これにより、今後も施設利用の促進が期待されている。指定管理者の選定は、当該施設の管理運営の安定化と地域との連携を強化するものである。

各議案は議論の後、原案通り可決され、次回の議会に向けた議題も提案された。議長は「村民一人ひとりが安心して暮らせる村作りに向けて、全力で尽力していきます」と述べ、会議は閉会した。

議会開催日
議会名令和4年第3回宜野座村議会定例会
議事録
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