令和3年第11回宜野座村議会定例会が9月7日から9月17日にかけて行われた。
本議会では、一般質問を通じて村民の声を直接聞く機会が設けられた。これにより、村の方針や運営に対する疑問や要望が多く取り上げられた。各議員からの質問が行われる中、平田嗣義議員や伊芸朝健議員などが積極的に発言し、村内の課題を浮き彫りにした。
議会では、複数の議案が審議された。特に、令和3年度の一般会計補正予算が重要なテーマの一つとして取り上げられた。資料によると、この予算には新たな施策や支出が含まれており、村の発展に寄与することが期待されている。議案第42号に関連し、村の財政状況について意見が交わされた。
また、決算認定も重要な議題であった。令和2年度の決算に対する評価が行われ、限られた資源をどのように活用するかが話し合われた。認定第1号と第2号に対しては、賛成意見が多く寄せられ、地域の健全な運営を求める声が上がった。
さらに、特殊な議題として人権擁護委員候補者の推薦もあった。これについては、諮問が行われ、透明で公正な判断が求められる声があった。具体的には、地域の多様性や包容力の向上が重要なテーマとして取り上げられた。
最終日には、意見書第6号と第7号が上程され、コロナ禍による厳しい財政に対する対応策が求められるなど、議会の場での議論が活発に繰り広げられた。特に、国立病院の機能強化や地方税財源の充実が強調され、地域医療の確保に向けた意見が展開された。