令和2年第13回宜野座村議会定例会が12月15日に行われた。
会議では、主に村長の行政報告や一般質問が取り上げられた。
特に注目すべき内容は、村長の當眞淳氏が村民のための施策について強調した点である。彼は「村民の融和を図り、掲げた公約を実行していく」と述べ、自己研鑽や職員との意見交換の重要性を訴えた。
また、特に高齢者の健康づくりについても力を入れ、セラバンド教室などの取り組みの成果を報告した。
議会では、眞栄田絵麻議員が宜野座区村道中原線の進捗状況と今後の方向性について質問を行った。
村道の改良工事については、実施設計の進行具合と住民理解の促進が課題として挙げられた。當眞村長は、工事の必要性や利便性を住民に理解してもらう努力を続けていると応じた。
又、山城智副村長が参加し、健康福祉課の平田義史課長が高齢者向けのセラバンド教室について進捗を報告した。
この教室は健康促進と介護予防を目的としており、多くの参加者から好評を得ている。特に体力の向上や参加者同士の交流が好評となっていることが強調された。
さらに、當眞嗣則議員が海・河川の蘇生についても質疑を行い、複数の課題の解決に向けた村の取り組みについて意見を述べた。特に環境に配慮した施策が求められており、村長は「赤土流出防止のために具体的な提案を行っている」と回答した。
その他、観光拠点施設の修繕状況とふれあい交流センターの進捗状況、海洋型健康増進施設の管理状況と課題についても議論が交わされた。特に、コロナ禍の影響で施設の運営が厳しいことが指摘され、今後の方針についての協議がなされた。