令和5年第9回宜野座村議会定例会が開催された。
会議では、令和4年度の各種会計決算の認定が主な議題となった。
これに関して、認定第1号から第5号まで一括で審議され、うち認定第1号から第5号は原案が認定された。
決算審査特別委員会の委員長である新里清次氏は、審査過程において村当局から詳細な説明を聴取し、慎重に検討した結果を報告した。
特別会計に関する決算も同様に原案通り認定される見込みである。
また、津嘉山朝政議員が令和4年度一般会計決算について反対討論を行い、処遇改善や委託料の是正を求めた。
彼は、「村民の福祉に資する予算として適切ではない」と強調し、安定した業務委託が見られない現状にも言及した。
一方、賛成討論を行った仲間信之議員は、全体的な判断として決算の認定を支持すると述べた。
これを受けて、確かな賛同を得て原案が承認された。
さらには、障がい福祉及び特別支援教育に関する調査特別委員会が審査を行った報告があり、同委員会は様々な提言を行うこととなった。
提案者である新里清次議員は、障がいのある子どもに対しての施策を強化する再開や支援のあり方を求める意見書を発表した。
また、北部地区における透析診療についての意見書も提出され、地域の医療機関の機能向上が求められた。
意見書は全会一致で可決され、県に対する早急な支援が要請される。
最後に、森林環境譲与税に関する意見書も提出され、沖縄県の森林管理における課題を指摘し、基準の見直しが必要であるとして議論が進められた。