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宜野座村議会、全11件の議案を可決

令和5年第3回宜野座村議会で一般会計予算など全11件の議案が可決され、予算審査特別委員長が報告した。
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令和5年第3回宜野座村議会定例会が開かれ、重要な案件が次々と可決された。特に注目されるのは、令和5年度宜野座村一般会計予算や特別会計予算に関連する議案である。

この日の議会では、令和5年度の一般会計予算が上程された。議案第22号として提案されたこの予算に対し、予算審査特別委員会の委員長、新里清次氏は重要な審査報告を行った。その中で、一般会計予算の妥当性について多くの質疑が交わされ、最終的には原案が可決されることとなった。また、議案第23号から第26号までの国民健康保険、後期高齢者医療、水道及び下水道事業の各特別会計予算も一括して可決された。

一方、おかげさまで大きな議論を呼んだのは一般会計予算における防災アドバイザーの報酬についてである。津嘉山朝政議員は反対意見を表明し、報酬額が高過ぎるのではないかと懸念を示した。これに対し、新里文彦議員は、必要性とその背景を強調しつつ賛成を表明した。議長の当真嗣信氏は、このような意見に対して一定の理解を示しつつも、最終的には予算案が原案通り決定することとなった。

また、議案第27号として上程された令和4年度一般会計補正予算も可決され、その内容が村の福祉や教育に資するものとされている。続く議案では、農業集落排水施設の機器改修工事についての請負改定契約が提案され、議会はその妥当性について質疑を重ねた。最終的には宜野座地区及び松田地区の両議案が通過し、公共サービスの維持向上に寄与するものとされた。

さいごに、議員提案による『宜野座村議会の個人情報の保護に関する条例』が可決され、個人情報の適切な管理が図られることが期待されている。

これらの一連の議案の決定は、村の行政運営の透明性を高め、福祉や教育に多くの利点をもたらすことが期待されている。議会は暫時休憩を挟んだ後、最後の議案に対する討論及び決議を行い、会議を無事に終了した。

議会開催日
議会名令和5年第3回宜野座村議会定例会
議事録
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