令和4年第11回宜野座村議会臨時会が9月28日に開催された。
この会議では議長、副議長の選挙が行われ、議長には当真嗣信議員、副議長には新里文彦議員が選出される結果となった。
議長の選挙において、投票総数は12票、有効票数も12票で、当真嗣信議員が7票の支持を受けて見事に当選した。続いて行われた副議長の選挙では、新里文彦議員が7票を獲得し選任される。これにより、議会運営の新たな体制が整った。
さらに、議会では重要な調査特別委員会の設置についても決議された。議会広報調査特別委員会や米軍基地関係対策調査特別委員会、災害等に関する調査特別委員会が新たに設立されることが決定された。これにより、村民のニーズに対応するための議会の取り組みが強化される見込みだ。
仲間信之議員は、「議会広報は村と住民を結ぶ重要な役割を果たす」と述べており、広報強化が強調された。また、新里文彦議員は、米軍基地問題についての調査特別委員会の設置理由として、村民の生命と財産を守る必要性を訴えた。
一方で、災害対策に関する特別委員会も設置され、平田嗣義議員がその必要性を訴え、今後の災害対策に関する調査が進められることとなる。
議会の最後には、議員などの派遣に関する決議も行われ、様々な研修を通じて議員の能力向上が図られる予定である。特に、町村議会議員・事務局職員研修会については、議員の活性化に資するためのものであるとされ、議会運営におけるレベルアップを目指す。
令和4年第11回宜野座村議会臨時会は、重要な人事と調査の設置を中心に行われ、多様な世情に即した議会の運営が期待される。