令和2年11月30日、宜野座村議会臨時会が開催された。議会の主要なテーマは、主に補正予算案と条例改正案である。
会議は午前10時に開会し、まず会議録署名議員の指名が行われ、続いて会期の決定が承認された。議案の審議が進み、議案第82号の宜野座村職員の給与関連の条例一部改正が提案された。これに対し、議員からの質疑が実施され、議論が交わされた。
次に、令和2年度の一般会計補正予算を含む議案第83号が上程され、地方自治体の財政状況に基づいた説明がなされた。特に、新型コロナウイルスの影響を受けた年度の予算についての見直しが必要とされていることが強調された。
議案第84号の国民健康保険事業特別会計補正予算についても、必要性が指摘され、議論が行われた。村民の健康を守るための施策が求められる中、この議案は重要な位置付けを持っていた。
また、議案第85号の水道事業会計補正、さらに議案第86号の下水道事業特別会計補正予算についても同様に、質疑と討論が行われ、適切な財源の確保が議論された。
いずれの議案も賛成多数で採決を経て可決された。各種事業の予算見直しが進む中、地域の福祉やインフラ維持の見通しが求められている。議会は今後も村民のニーズを反映させた施策の検討に努める姿勢を示した。