令和3年第9回宜野座村議会臨時会が7月30日に開催された。
会議では、米軍ヘリコプターからのコンテナ落下事故に関する抗議決議と意見書が審議された。議会では、重要な事項が次々と提案された。
まず、議長代理の当真嗣信副議長が開会を宣言し、会議録の署名議員を新里文彦議員と照屋忠利議員に指名した。
次に会期が本日の1日間に決定され、異議なく了承された。続いて、抗議決議第3号が取り扱われ、委員長の眞栄田絵麻議員から提案理由の説明があった。彼女は、型ヘリからのコンテナ落下が沖縄県民の生活に深刻な脅威を与える事例として、再発防止が必要であるとの意見を強調した。
具体的には、この決議には、事故発生時の迅速な情報提供や、訓練空域の見直しを求める内容が含まれている。さらには、昨年の別の事故にも言及し、米軍の訓練に対する地域住民の危惧を共有した。
また、意見書第4号も同様に上程され、同じく現在の状況に対して強い抗議の意を示すものであった。この意見書の内容は、国民の安全を確保するために必要な措置を講じる要求が盛り込まれた。
質疑の時間も設けられたが、特に異議が唱えられることはなく、採決が行われた。結果、抗議決議および意見書は全員起立で可決された。これらは関係機関へ送付される。
会議はスムーズに進行し、すべての議題が終了した後、副議長が会議の閉会を宣言した。議員たちはこの問題に関して一体となった姿勢を見せ、今後の対応が注目される。