令和3年第5回宜野座村議会臨時会が開催された。
本会議では、主に当村の予算及び補修工事に関する議案が上程され、審議された。
会議録署名議員の指名及び会期の決定が行われた後、議案の審議に進んだ。まず、議案第24号の「令和3年度宜野座村一般会計補正予算」が説明された。これは、財政の安定性を図るためのものであると強調された。
続いて、議案第25号は「令和3年度宜野座村水道事業会計補正予算」で、こちらも村のインフラ維持に向けた重要な措置とされる。関係者による詳細な説明後、質疑が行われた。
議案第26号において、村道漢那ダム2号線(中山第一橋)補修工事が提案された。村の交通路における安全確保が目的であり、必要な財源を整えるための議案であるとして、村の財務状況に基づく質疑が続いた。
さらに、議案第27号と第28号についても同様に、補修工事の請負契約が提案され、適切な予算措置について慎重に討論された。特に議案第28号は、福山進入路整備工事に関するものであり、地域の往来の便利さ向上に寄与するとされている。
会議ではまた、承認第1号及び第2号において、宜野座村の税制に関する条例改正についても採決され、専決処分の必要性が強調された。具体的には、固定資産税の課税免除に関する改正であり、住民に対する支援策として重要視されている。
抗議決議第2号では、米軍機の提供施設外飛行訓練に対する地元の反対意見が述べられ、その結果としての意見書も提出されることとなった。地域住民の声を尊重する姿勢が見受けられた。
これらの議案は、最終的に採決され、意見書や抗議決議についても内容が確認され、議会による村民支援に向けた取り組みが継続される旨が表明された。