令和6年第2回宜野座村議会定例会では、道の駅の運営や特産品直売所に関する重要な議論が展開された。特に道の駅の直売所では、スイーツ販売が中止され、レジ前が寂しい状況になっていることが問題視された。
新里 文彦議員は、スイーツ販売中止の理由を尋ね、経営改善の一環として原材料費や光熱費の把握が不十分だったことが挙げられた。村長は、未来ぎのざが加工場の赤字要因を踏まえ、まずは休止し、原因究明を図っていると説明した。
また、道の駅内の貸店舗について、農産物の収入は安定しているが、各店舗の営業状況は厳しいとのことだ。石川 幹也議員は、店舗の営業時間や利用状況、経営指導の有無を問い、特に観光客に向けたイベントなどの開催が必要ではないかと指摘した。村長は、テナントとの契約の在り方や今後の改善に向け検討すると述べた。
新里議員は道の駅の活性化策として、地域特産品の販売やイベントを提案。村役場や地域の協力が必要であると強調した。村長は活気のある道の駅を実現するための努力を続けたい意向を示し、観光商工課長も必要な取組をサポートする方針を表明した。
新年度には、未来ぎのざの収益改善に向けてより具体的な施策を展開したいとする意向も示された。