令和5年第2回宜野座村議会臨時会が27日に開催された。
この会議では、特に令和4年度一般会計補正予算(第6号)が大きな焦点となった。村長の當眞淳氏は、補正予算が収入と支出をそれぞれ約96億7,720万円に引き上げることを説明し、その主な要因としては道路メンテナンスや防災関連の事業費が挙げられた。
特に、道路メンテナンス事業においては、国からの補助金が1億9,945万2,000円、また防災・減災事業が4,980万円の増額を見込んでいる。村長は「これにより住民の安全性を高める」と強調した。さらに、教育に関する児童福祉費の負担軽減策として、各園に1人あたり3,500円の補助金も用意されているとした。
もう一つの重要な議題である長門第一橋補修工事の請負改定契約についても説明された。この工事にかかる契約金額が134,403,500円から139,799,000円に変更されるとのことで、費用増加の理由はひび割れの修理方法の変更に起因すると説明された。議員からも「変更に伴う予算が十分なのか」との質問があり、村長は「入札残で賄う」と回答している。
議案第1号と第2号はいずれも原案のとおり可決され、会議は円滑に進められた。議決された内容は、村の今後の施策に大きく寄与するものであるとみられている。