令和5年11月10日、宜野座村議会は臨時会を開催した。
議会では幾つかの重要な議案が審議され、特に一般会計補正予算が大きな注目を集めた。
議案第61号では、一般会計補正予算(第7号)が可決され、予算総額は85億7,710万5,000円となる。
予算は主に、潟原団地の建替事業や体育施設に充当される予定である。
村長の當眞淳氏は補正予算の必要性を強調した。歳入は主に、財政調整基金からの繰入金や各種補助金から構成されている。
歳出は、体育施設や住宅管理事業などに関連しているため、特に住宅担当の課長から詳細な説明も行われた。
議議員からは、潟原団地建替事業に関する具体的な支出内容や実施計画に対し、質問が相次いだ。特に平田嗣義議員は、建替工事後の住戸数や住人の生活の利便性について懸念を表明した。
議案第62号は庁舎非常用電源機能強化工事の請負契約についてである。
この工事により、庁舎の防災機能が向上する。選定された業者は地域密着型で、経済的な影響も期待されている。
さらに、議案第63号から第65号においては、村のふれあい交流センターに関連する物品の取得が議題に上がった。
これらの物品は、会議室やロビーに設置するためのものであり、総額約3,800万円の契約が承認された。
発注の理由として、納品期限に配慮した分割発注が行われていることが説明された。
会議の終了時には、今後の議題に向けて改善点や課題を議員から提言され、村長もその姿勢に応えることを強調した。