令和5年第3回宜野座村議会定例会が3月13日に開催された。
会議では、主に国民保護と学校給食無償化に関する議論が行われた。特に、国民保護に関する議題では、仲間信之議員が実動訓練の計画について問うた。
仲間議員は、最近の国際情勢に鑑み、避難シェルターの設置に関しても村当局の考えを問いかけた。その応答として、當眞村長は、訓練の必要性を強調しつつも、実動訓練については現時点での計画がないことを認めた。具体的には、今後沖縄県の住民避難訓練について協議を進める意向が示された。
また、仲間議員は、学校給食無償化の現状について、特に財政の問題に関する質問を行った。これに対し、當眞村長は、現在、給食費の免除を行っており、特定防衛施設周辺調整交付金を活用して保護者負担を軽減していると説明した。これに関連して、新里教育長は、物価高騰による食材費の影響や対応策についても言及した。
仲間議員は、今後の見通しについても質問を続け、給食無償化に向けた村や県の動きについて確認した。その中で、県市長会における要請や進捗についても尋ね、より積極的な対応を促した。
教育長は、新年度の予算に関して食材高騰への対応策を準備していることを示し、保護者への影響を除外するため、さまざまな工夫を講じている状況を強調した。