令和4年第14回宜野座村議会定例会が12月16日に開催された。
主な議題は、障害福祉及び特別支援教育推進に関する陳情であった。この陳情は、議長を除く全議員で構成する「調査特別委員会」に付託され、審査されることが決定した。この件に関して、「異議なし」との発言が全員からあり、円滑な進行が確認された。
次に「諸般の報告」が行われ、新里清次議員が委員長、仲間貢議員が副委員長に選出された。この報告は、特に障害福祉の観点から重要な進展を指し示していると評価され、「今後の活動に期待を寄せたい」とのコメントが相次いだ。
さらに、「インボイス制度」の実施延期を求める意見書についても議論を行った。平田嗣義議員が読上げた意見書では、コロナ禍における零細事業者の状況を考慮し、実施延期を求める内容が強調された。「地域経済の疲弊が懸念される中での導入は、事業者に深刻な影響を及ぼす」と危機感を示した。この意見書についても、討論なしでの採決において満場一致で可決された。
最後に「議員派遣」についても検討が行われ、特に新年の研修会や交流会において議員育成が期待される内容が伝えられた。多様な派遣内容が用意されており、次世代の村議会をリードする人材育成の重要性が強調された。
すべての議題が円滑に進み、最終的に全議員が起立して意見書を支持する姿勢が示された。議長の当真嗣信氏は「これは村の未来を見据えた重要な施策であり、引き続き議論を深めていきたい」と締めくくった。