令和3年度第14回宜野座村議会臨時会が12月21日に開催された。
この日の会議では、主に2つの議案が審議された。まず、議案第53号の「宜野座村職員定数条例の一部を改正する条例」について、委員長の当真嗣信氏が報告を行った。報告後、質疑と討論が行われ、最終的には原案通り可決された。
次に、議案第64号の「令和3年度宜野座村一般会計補正予算(第7号)」について、村長の當眞淳氏が提案理由を説明した。本案件では、歳入歳出予算の総額が89億9,424万4,000円に歳入歳出それぞれ8,530万円を追加し、90億7,954万4,000円となる。具体的には、子育て世帯支援事業に関わる補助金が7,650万円、さらに財政調整基金繰入金が880万円増額される見込みだ。
鄉和会の質問に対し、健康福祉課の平田義史課長は「10万円の一括給付を年内に速やかに行う予定」と述べた。さらに、農業用水の復旧工事についても質疑が行われ、浦崎正人産業振興課長は「12月28日までに給水再開を目指す」と明言した。関係者は、復旧に向けた努力を共にする必要性を強調した。
この日、出席した議員は全員が賛成の意を示し、各議案は異議なく原案通り可決された。議会は午前10時03分に開会し、午前10時26分には閉会。議長の石川幹也氏が「全ての日程が終了した」との言葉で、会議を締めくくった。