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宜野座村議会、重要議案13件を審議・可決

令和元年第3回宜野座村議会が開催され、議案13件を審議し、重度心身障害者支援の条例改正や米軍機に対する抗議決議を可決した。
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令和元年第3回宜野座村議会が6月21日に開催され、重要な議案が審議された。

議案第24号では、非常勤職員の報酬と費用弁償に関する条例の一部改正が提案された。宜野座村長の當眞淳氏は、この改正が投票管理者等の日額改正を含むものであると述べ、詳細については総務課長の下里哲之氏が補足した。下里総務課長は、具体的な金額例えば投票管理者の日額12,800円等の変更案を示し、議会の審議と決定を求めた。議案は質疑を経て、可決された。

次に、議案第25号において宜野座村の一般会計補正予算が審議された。今回の補正予算では、歳入歳出ともに8,519万6,000円の減額が行われ、歳入や歳出の内訳が詳細に説明された。特に、プレミアム商品券事業支援に関する部分が強調され、福山市の公園整備事業の関連予算が見直されることに触れられた。當眞村長は、この補正が経済の下支えになることを期待すると述べた。

さらに、議案第29号に関する健康福祉課長の説明によると、重度心身障害者医療費助成に関する条例の改正が必要であり、新たな法律施行に伴うものであることが説明された。議論の結果、議案は承認された。

監査委員の選任同意についての議題も審議が行われ、大城明氏が新たに選任されることが決定された。地域での経験豊富な大城氏への期待感が語られた。

一方、在沖米海兵隊員による女性殺人事件に対する抗議決議が提出され、県民の安全と人権を守る立場から強く抗議することが確認された。さらに、米軍機の夜間飛行や低空飛行に対する抗議決議も同時に行われ、これに関連する意見書が提出される運びとなった。

委員会付託を省略する形で進行したこれらの議案および決議が次々と可決され、議会運営が円滑に進む様子が見受けられた。宜野座村議会が抱える課題に対し、村民の声を反映させる努力が続けられている。

議会開催日
議会名令和元年第3回宜野座村議会定例会
議事録
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