令和3年第13回宜野座村議会定例会が、12月7日に開催され、村の議員たちが重要な課題について議論を交わした。特に、松田小学校の環境美化や、防球ネット設置の必要性が焦点となった。
議会中では、松田小学校の緑地の管理や草刈り作業の頻度について、教育方針と実務面の課題が指摘された。総じて、教育長の新里 隆博氏は、松田小学校の緑地面積が広大であり、草刈り業務の効率化が求められていることを認めた。特に、草刈り機の実態についての質問に対し、具体的に3台の草刈り機と3台の芝刈り機が配備されていると説明された。だが、頻繁に草刈り作業が行われているにもかかわらず、作業負担が重く、市民と協力しながら改善の余地があるとの報告もあった。
また、松田小学校のグラウンドに関して、防球ネットの設置に関する議論も行われた。議員らは、安全対策としてボールが周辺に飛び出すリスクを軽減するための防球ネットが必要だと強調した。教育長は、設置の必要性を認め、現状を確認した上で前向きに検討すると述べた。
議会の閉会後、議員たちは松田小学校の教育環境向上に協力することを約束し、教育委員会は今後ますますの努力をしていく表示であった。今後は、教育環境の整備と児童の安全確保のための具体的な進展に期待したい。