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宜野座村議会、幼稚園保育時間延長や高校支援に向けた議論

宜野座村議会が幼稚園保育の充実や高校支援について議論。子供たちの成長を促進する方策を探る。
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令和2年第2回宜野座村議会定例会は、令和2年3月10日に開催された。

会議では幼稚園における預かり保育が主な議題に上がった。これに関して當眞淳村長は、現在の預かり保育が午後6時30分まで実施されており、障害児については、午後5時から午後5時半までの受け入れがあると説明した。保護者からは、もっと長時間の預かりが求められているとの声が寄せられている。教育長の志良堂芳男氏も、保護者からの要望を受け止め、今後の対応を検討する姿勢を示した。

宜野座高校の魅力向上にも言及され、村長は進学率の向上に向けた取り組みを強調した。特進クラスを設置し、村営学習塾を通じて支援することが功を奏しており、今年度は国公立大学進学者を輩出している。しかし、部活動の低迷が影響し、男の子の進学者が減っていることが課題としてあった。彼らの目指すチームプレーの環境をどのように整備していくかが、今後の重要なポイントとなる。

青少年育成についても議論された。奉仕活動に参加する中で、子供たちの自立心を育てることが重視されている。この点では、教育委員会が地域の活動に協力していく姿勢が求められた。更に、地域の子供たちが気軽に参加できるようなボランティア活動の場も、今後確保する必要があるとされている。

アンケート調査については、観光産業の振興のための施策として、これまでのイベントで得たデータを基にしたものが挙げられた。これにより、来訪者が求めるサービスの把握と、それに基づいた施策の実施が重要であるとされた。

無形文化財に関しては、宜野座区の八月あしびの国指定へ向けた動きが報告された。村長の考えとして、地域の文化を保護するための努力を続ける重要性が強調された。次回の125周年に向けて、国指定に向けた支援を進める方針が示された。

総じて、本会議では、地域としての絆を深めながら、子どもたちのための支援活動や、文化の継承、観光振興に向けた方策について真剣な議論が行われた。村民の安心安全な生活を守るためには、地域全体での協力が不可欠であるとの意見が多くの場面で挙がった。

議会開催日
議会名令和2年第2回宜野座村議会定例会
議事録
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