令和4年第7回宜野座村議会臨時会が、2022年6月22日に開催された。
本会議では、主に米軍車両による民地進入事故に関する抗議決議と意見書が審議され、全員が賛成する形で可決された。
議長の石川幹也氏は、「米軍車両の民地進入が一つの重要な問題である」と述べ、会議を導いた。
その後、議題に上がった抗議決議第2号と意見書第3号は、共に眞栄田絵麻議員より提出された。
眞栄田議員は、事故の詳細を説明し、「今回の事故は幸いにも人的被害がなかったが、過去に発生した事故を踏まえると危機感を覚える」と強調した。
特に、過去に米軍車両による児童死亡事故が発生したことを挙げ、「村民の生命と安全を守るために、真剣に対策を講じる必要がある」と訴えた。
会議では、質疑が行われず、議長は速やかに抗議決議及び意見書の締結に移った。出席議員全員が起立する形で可決され、今後関係機関へ手交及び送付される意向が示された。
また、今後に向けての対策として、「米兵への指導・教育の徹底」や「日米地位協定の見直し」など具体的な提言が行われることが求められた。
本会議は、わずか9分で約定されたが、その内容は村民にとって重要なものであり、今後の姿勢が注目される。
最後に、議長は「条項、字句、数字の整理を私に委任することで、本会議を閉じます」と述べ、午前11時59分に閉会が宣言された。