令和4年第6回宜野座村議会定例会が開かれ、様々な議案が審議された。
初日は会議録署名議員の指名と会期の決定が行われたほか、村長による行政報告が行われ、一般質問が実施された。質問者は平田嗣義氏や伊芸朝健氏、新里文彦氏など多岐にわたった。これにより住民の関心が高まった。
第2日目と第3日目には、同様に一般質問が続けられ、村民からの声が反映される場となった。この中で、村民の福祉や教育、地域産業の振興についての質問が相次いだ。
最終日には、いくつかの重要な議案が上程された。その中には、令和4年度宜野座村一般会計補正予算があり、村の財政健全化に向けた具体的な取り組みが求められている。
議案第30号の国民健康保険事業特別会計補正予算や第31号の水道事業会計補正予算、さらに第32号の国民健康保険税条例に関する改正案も審議された。これらの議案は、村民の生活に直結する重要なものであり、議員らは真剣に議論を重ねた。
その後、過去年度の繰越計算書についての報告も行われ、予算の執行状況が透明性を保つ形で示された。議員たちからは報告に対する質疑が活発に行われ、町の運営に対する意識が高まっている様子が伺えた。
また、意見書や決議案も議論され、県立中部病院の医療体制の強化を求める意見書案が提出された。これは、地域住民の医療アクセス向上を目指すものである。
議員派遣に関する決議もあり、地域の声をしっかりと議会に届ける姿勢が確認される場となった。議会の役割が地域社会に果たす影響についても、議員たちはより深く考える必要があると述べていた。