令和2年第13回宜野座村議会定例会が、12月15日から17日の3日間にわたり開催された。
この議会では、村長の行政報告が行われたほか、一般質問や複数の議案が審議された。
初日には会議録署名議員の指名と会期の決定が行われ、村長の行政報告がなされ、議会の運営が円滑に進む姿勢が示された。
特に一般質問においては、議員が具体的な問題提起を行い、村政における課題の解決に向けた活発な議論が展開された。眞栄田絵麻氏、當眞嗣則氏、伊芸朝健氏、津嘉山朝政氏、平田嗣義氏らが質問を行った。
次の日となる12月16日には、再度一般質問が行われ、さらに複数の議案が審議された。「令和2年度宜野座村一般会計補正予算」や「国民健康保険事業特別会計補正予算」、そして水道事業会計および下水道事業特別会計の補正予算などが上程された。
各議案では、上程・説明・質疑・討論・採決までの一連の流れが進められ、的確な情報提供と透明性の確保が求められた。特に補正予算が持つ意味についての議論には熱が入った。
最終日には、「国民健康保険税条例の一部改正」や「パインアップル関連の条例廃止」、さらに「水源基金創設に関する要請決議」などが審議され、今後の村の発展に向けた貴重な意見が交わされた。
また、議員派遣に関する決議もなされ、今後の研修や調査が議会全体の質向上に寄与することが期待される。総じて、3日間にわたる議会は、村民の声を反映した議論が活発に展開され、将来に向けた重要な決定がなされた。