令和5年6月12日、九重町議会での一般質問が開催された。本議会では、遊休地の利用や有機給食導入について、特に重要視されている。
矢野春美議員は、九重町での有機給食の進捗状況に関し質問した。教育振興課長の友松直和氏は、有機食材の導入は現段階では行っていないが、地産地消に基づく取り組みは進めていると説明したと述べた。
次に矢野議員は、遊休地を活用する方向性として、長野県の取り組みを紹介し、九重町においても遊休地の農業用途への転用を求める意向を伝えた。農林課長の藤野匡宏氏は、遊休地の現況を説明しつつ、開墾や水の確保が課題であるとの見解を示した。
また、岐部俊哉議員は、森林環境譲与税について質問し、町の収入源としての活用を議論した。町長の日野康志氏は、配分方法の見直しを求める意向を示し、将来的な発展に向けての方針を明かした。
佐藤明郎議員は、公共施設の総合管理計画に関する意見を述べ、教育環境の変化に応じた学校の施設管理について考慮すべきであると訴えかけた。教育振興課長は、学校の維持に関する方針を説明し、今後の計画に関する見解を示した。